FAQ
目次
起動直後にVMagicMirrorが停止する
設定ファイルが破損している可能性があります。
この場合、次の手順を試して設定を初期化します。
- コントロールパネルの
ホーム
タブで、右側にあるリセット
ボタンを押します。確認ダイアログが出るのでOK
を押して設定をリセットします。- これで復帰した場合、2: 基本的な使い方の手順でセットアップします。
- 上記の方法で直らない場合、いったんVMagicMirrorを終了します。
VMagicMirror.exe
があるフォルダ以下のConfigApp
フォルダを開き、_autosave
という名前のファイルを削除します。その後、VMagicMirror
を再び起動します。
CPU負荷が高すぎる
配信
タブおよび設定ウィンドウについて、以下の設定をカスタマイズします。
配信
タブ- 効果大: 顔トラッキングを無効化します。
- 効果中: リップシンクを無効化します。
- 効果中: 影、および風を無効化します。
- 効果小: 使っていないデバイスを非表示にします。
- 設定ウィンドウ
- 効果中:
エフェクト
タブで、画質を低めにします。 - 効果小:
レイアウト
タブで、ゲームパッドのキャプチャ
、およびMIDIコントローラをVMagicMirrorで使用
チェックをオフにします。- ただし、この方法でオフにしたデバイスは使用できません。
- 効果小:
エフェクト
タブで、Bloom
の強さ
を0にします。
- 効果中:
この設定後もCPU負荷が高い場合、モデルデータの構造が原因の可能性があるため、重すぎない公式モデル(ニコニ立体ちゃんなど)をロードしてパフォーマンスを比較してください。
視線トラッキングがうまく動かない
プレイしているソフトによっては仕様(※下部参照)となります。ご了承ください。
場合によっては見栄えが改善するカスタマイズとして、マウス追尾を無効化し、代わりに常に正面を見るようにした方が自然になるかもしれません。
- コントロールパネルの
配信
タブで顔・表情
メニュー下の視線の動き
を固定
に変更します。
※以下はこのトラブルの発生原因です。
一部のFPS等のゲームでは、ゲームの実行中つねにマウスをウィンドウ中央に寄せるプログラムが動作します。
このため物理的にマウスを動かしてもポインター位置が変わらず、キャラクターの首が動かない、という挙動になります。
有名なソフトでこの挙動がおきる例として、VRChatのデスクトップモードなどが該当します。
まばたきをトラッキングしない
設定ウィンドウのモーション
タブで顔・表情
のうち顔トラッキング中も自動でまばたき
がオフになっていることを確認します。
メガネをかけている場合、外して試してみます。
また、カメラが顔全体の表情をはっきりと捉えられるよう、以下のことを確認してください。
- カメラから丁度よい距離にいること
- 髪が顔にかかりすぎていないこと
- 部屋がじゅうぶん明るいこと
- 首元がすっきりした服を着ていること
- 口元が隠れすぎていないこと (マイクで一部が隠れる程度はOKです)
キャラをロードしたが、どこにも表示されない
ディスプレイの解像度や配置を変更するとキャラクターが表示されなくなることがあります。
以下の手順で、表示位置をリセットします。
- コントロールパネル(※
ホーム
や配信
タブがある方のウィンドウ)をつかみ、スクリーンの左上あたりに移動します。 - 設定ウィンドウを開いて
ウィンドウ
タブを表示し、キャラクター位置のリセット
ボタンを押します。- この時点でキャラクターが見えたら、Get Startedに沿ってキャラクターの位置や視点を調整します。
- まだキャラクターが見えない場合、設定ウィンドウの
ウィンドウ
タブで背景を透過
のチェックをオフにして、設定ウィンドウの横にキャラクターウィンドウが表示されるか確認します。 - 設定ウィンドウの
レイアウト
タブでカメラ
の項目にある位置をリセット
ボタンを押して、視点をリセットします。- キャラクターが表示されるのを確認したら、Get Startedに沿ってキャラクターの位置や視点を調整します。
以上の手順で改善しない場合、起動直後にVMagicMirrorが停止する
の方法をお試し下さい。
「VRMをロード」でキャラを選んでも何も動かない
セキュリティソフトが起動しているとコントロールパネル、キャラ表示ウィンドウの通信が失敗することがあります。
セキュリティソフトがインストールされ、動作している場合、無効にして動作するか確認してください。
事例として、COMODO Internet Securityの使用時にこの現象が起きることが報告されています。
影が綺麗に映らない
Unlit
系シェーダーを使っているキャラの場合、映らないことがあります。- VRoidStudio製のモデルなどで、服のテクスチャを部分的に透過している場合、本来は透明な部分が半透明で描画されてしまう事があります。
上記以外のケースでは、起動時設定でクオリティを上げると解決する場合があります(ただしCPU負荷が上昇します)。設定ウィンドウのエフェクト
タブで画質設定を確認して下さい。
「プレゼン風に右手を動かす」が有効なときの強調表示が邪魔
設定ウィンドウのモーション
タブで「腕・ひじ」の項目にある補助ポインターを表示
をオフにすると、強調表示がオフになります。
ゲームパッドを抜いたらVMagicMirrorがクラッシュした
ゲームプレイ後にゲームパッド(ゲームコントローラー)のケーブルを抜くとVMagicMirrorがクラッシュすることがあります。
この症状が起きたあと、VMagicMirrorを再起動しても繰り返しクラッシュしてしまう事があります。その場合、PCを再起動してください。
顔トラッキングで首が回らない
この現象はVMagicMirrorの含むフォルダが日本語など、全角文字を含むパスのフォルダ以下に配置されていると発生します。
VMagicMirrorを一度終了したのち、VMagicMirrorのフォルダを丸ごと全角文字を含まないフォルダへ移動して、再度お試し下さい。
背景を透明にしようとしたが、黒背景になってしまう
この問題はNVIDIAコントロールパネルの設定によって発生することがあります。
VMagicMirrorを終了し、デスクトップ上で右クリックしてNVIDIAコントロールパネルを起動します。
3D設定
> 3D設定の管理
> アンチエイリアシング - FXAA
の項目を探し、設定をオフにします。
変更後、ふたたびVMagicMirrorを起動します。