Tips B: プレゼンテーションでVMagicMirrorを使う

コントロールパネルの配信タブにて、右下部のモーションからプレゼン風に右手を動かすのチェックをオンにすると、プレゼンテーション風にキャラクターの右手を動かせます。

プレゼン風に右手を動かす機能は要するに、右手がマウスポインタのほうを指す機能です。

うまく使いこなせば、キャラクターがプレゼンテーションしているように演出できます。

次の3ステップでプレゼンテーションの作成、セットアップ、実際のプレゼンテーションを行ってみましょう。

Tips B.1. スライドのレイアウトチェック

プレゼンテーションとキャラクターが競合しないために、スライドのレイアウトを確認します。

スライドの右下の領域を空白にして、キャラクターの表示スペースを確保します。

単なる空白ではなく、背景となるワイプ窓や部屋のような模様を配置するのも有効です。

スライド番号についても右下は避けて、左下などに表示します。

また、スライドの右上にキャラクターと連動する次のような表現を盛り込んでみるのも面白いかもしれません。

スライドのレイアウトについては下記動画なども参照下さい。

調整前の準備として、キャラクターがプレゼンテーション動作をする状況をセットアップします。

右手がマウスポインターの方向を指すようになったら、詳細設定で動き方を調節します。

コントロールパネルのホームタブから設定ウィンドウを開くボタンを押して設定ウィンドウを開きます。
設定ウィンドウでモーションタブを開きます。
モーションタブのうち腕・ひじのメニューを確認します。
- 右腕の動きが大きすぎる、または小さすぎる場合はプレゼン動作のサイズ [%]を調整します。
- 右手が体にめり込みやすい場合はプレゼン動作の最小半径 [cm]を大きくします。
- プレゼン動作のサイズ [%]を小さくしても腕が伸びっぱなしになる場合はプレゼン動作の最小半径 [cm]を小さくします。

以上で準備は完了し、プレゼンの準備が整いました。

この時点で見栄えが満足できない場合、ライトやレイアウトの設定を確認してください。

プレゼンテーションを行いながらマウスを動かすことで、キャラクターがスライドをさしているように演出します。

Microsoft PowerPointの場合、スライド上で右クリックしてポインターオプションのレーザーポインターを選ぶことでマウスポインターの表示を切り替えられ、キャラクターがプレゼンテーションしているような演出効果が期待できます。

Hint: 難易度は高いですが、左手でマウスを動かしながら右手でスクリーンを指し示すことで、あなたとキャラクターが同時にスクリーン上の同じ位置を指さすことができます。